一昨年からの懸案事項だった『防災まち歩き』への「ほにほに」の参加がようやく実現しました。
主催は田無公民館(担当;塩谷さん)、引率は西東京市レスキューバード(代表:荘雄一郎さん)のみなさん。12月とは思えない好天気に恵まれた暖かな12月1日(土)の午後、保谷第二小学校の周辺を約2時間かけて、いつもの自分のまちの安全な場所、危険なところを確認しながら、新柳沢団地自治会、保二小避難所運営協議会、保二小の先生方、教育委員会、市危機管理室の皆さん方の説明を伺いながら、歩いて来ました。
スタートは保二小に設置された備蓄倉庫についての説明、次に東京老人ホームへ。同ホームでは災害時の同ホームの働き、地域との共助についてミニ講座と車いす体験(乗せて押す、および乗って押してもらう)。その後、狭い路地、倒れやすい建物、水路、段差のある道路などの危険個所、そして安全確保のできる水道のある公園、掲示板、福祉施設、地域配備消火器、災害用井戸、協力農地などを確認しながらまち歩き。
みなさん予想外だったのは、田無工業高校付近での目隠しをして歩く体験。二人でペアになり、一人が目隠しをして、もう一人が連れて約50mを歩く体験。目隠しがきっちりで隙間がなく何も見えない真っ暗。ペアの人の腕を掴んで連れて歩かされるのは大変不安なことを感じました。連れて歩く人は腕を、脇をしっかり締めて、その腕に掴ませるのがコツであることを学びました。連れて歩く人はみんな相方を転ばせないように真剣そのもの。初めての貴重な体験でした。
「ほにほに」から10名が参加、参加者全員では20名ほど、そして引率の方々を含めると総勢30名を超えるグループとなって、全員オレンジ色のゼッケンを羽織って、保二小周辺を歩いて、わがまちを防災の視点から学習することができました。もし、外出先で災害に遭ったら、ということを念頭に、いい体験をした一日でした。